第7回認知行動療法
今日は通算7回目の認知行動療法があった。
ここまでの認知行動療法を振り返ってみると、長かったような短かったような、何とも言えない気持ちになる。
でも、認知行動療法をやってきたからこそ、色々と前向きな気持ちになれている。そんな自分がいることに最近気が付いた。
認知行動療法をやる前の自分は、自動思考(出来事があって、その瞬間の思考)の赴くままに生きてきたと思う。
だけど、認知行動療法を受け始めて、自動思考を止めれる瞬間があることに気が付いた。これこそが、認知行動療法を受けている意義なんだなぁって思う。
ほんで、今日の認知行動療法では、問題解決のワークシートという内容のプログラムを行った。
まず、現在の問題を明確にして、問題を解決した結果、どういう風にしたいのかを決める。その次に、ブレインストーミング(考えられる解決策をできるだけたくさん書く)という作業に入る。
ここでは、実際に解決に至るかどうか分からなくても、できるだけたくさん書き出すということがポイントになっている。
ブレインストーミングで解決策をあぶり出したら、その解決策のメリットとデメリットを書き出す。そして、最終的な解決策を決定する。
最後に行動計画の立案を行い、何を、いつまでに、どうやって、どのくらいの期間で行うか書き出す。ここで、問題点が出た場合は、対応策も一緒に記載する。
そうやって1つずつ問題点を解決していくのが、今回行った、問題解決のワークシートだ。
実際にやってみた感覚だと、仕事のするときのプロジェクトの立ち上げに似ているなぁって思った。実際の問題点を、仕事のように効率的に対策する。それが、今回のプログラム内容だと思う。
認知行動療法のいよいよあと2回。
これまでやってきたことが活きているせいか、自然と心が前向きになっている感覚がある。
入院生活も大詰めになってきているので、無駄な1日を過ごさないように、気を引き締めていこうと思っている。
恐らく、17日頃から作業所の実習が始まるので、病院で過ごす時間も短くなるだろう。だから、病院でできることは、しっかり行い、実習もしっかりこなす。そんな意気込みで明日もがんばろう。
そんな感じで今日はさいなら。