発達&双極性障害持ちでも生きていける!

発達障害と双極性障害を持っている男です。こんな俺でも何とか生きているよ!という話を中心に、さまざまなことを題材に情報を発信しています。

現在入院しています

久しぶりのブログの更新になりました。僕は現在精神病院に入院しています。

 

きっかけはほんの些細なことでしたが、嫁と揉め事になり、警察沙汰になり、そのまま入院って感じです。

 

ここだけ紹介したら、すごく辛い状況で、嫁にも迷惑だけ掛けている状態に見えるかもしれませんが、今回入院したのは以前入院していた病院とは違う病院です。新しく繋がった病院なので、入院生活にはかなりの不安がありました。

でも、和歌山市のつばさの会という、精神疾患を持っている団体と繋がる機会があり、そこの会長さんに紹介された病院だから、入院する気持ちになったって感じです。

 

今まで入院した病院とは待遇が全然違い、まずスマホはもちろん、パソコンの持ち込みはできません。なので、昼間は基本的にすることがない感じですね。

次に、作業療法(OT)が毎日午前・午後やっているわけではない。なので、OTで時間を潰すことも難しいなって思いました。

 

10月31日に入院し、今日は初めての外泊です。なので、入院12日目です。

12日間なにをして過ごしていたかというと、基本的には考え事をして過ごしていました。自宅にいると、ネット環境が整っているので、検索したいキーワードを入力して、自力で考えることを放棄していた部分もあったなって思います。

その点入院生活では、本もなく、ネット環境もないので、自力で考えることしかできませんでした。

 

自力で考える。これは今まで当たり前のようにやってきたことかと思っていましたが、実際は自力で考えていなかったんだってことに気が付きました。

ネットでは答えを探すときは、すでに誰かが見つけた答えを探す作業です。つまり、考えているのは答えではなく、キーワードということになります。

これは自分では考えていないと僕は思います。

 

自分はどうしたいか?

どうするべきか?

これからどういう方向を向いていくか?

人生の目標は?

嫁とはどうする?

そんなことをたくさん考えました。

 

僕はたくさんのことを考えていても、結局忘れてしまう障害を持っているので、忘れないように毎日メモに考えたことを日記に残しました。

そして、外出許可が出るようになってからは、病院の軒先で、毎日嫁と電話で自分の考えたことや、考えていることについて話しました。

 

その結果、調子が良くなっていると判断してもらうことができ、今に至ります。

ここまで簡単に言いましたが、自分で考える作業は、結構大変なことです。誰にも頼らず、自分の頭の中だけで答えを出していく作業です。

 

人間関係や人生に明確な答えがないので、誰しもがケースバイケースで考えなくてはならないことです。

自力で考えるために、まず、中庭で外の空気を吸いながら落ち着きを持って考えました。幸い、秋晴れが長く続いてくれたので、気持ち良い環境の中で考え事ができたと思います。患者さんがあまり多い病院ではなく、また中庭に来る人が少ないため、集中して考え事ができたのはありがたいことです。

 

毎日多分、4~5時間は考え事をしていたと思います。中庭は朝9時~17時までしか開いていないので、それ以外の時間は、テレビを見たり、ご飯を食べたり、考えたことをメモに残したり、図書館で借りてきた本を読んだりといった時間に当てています。

 

でも、毎日がそんな感じなので、やはり時間は持て余します。正直しんどいです。だから嫁にも早く退院したいことは、早い段階から伝えてきました。

 

まず、何がしんどいって夜寝れないのがしんどいです。相部屋で、一緒にいてる人に問題はないんですが、朝7:30から起きて、昼寝をしなくても、夜9:00にはなかなか眠れません。

 

そのことは入院前からわかっていたので、眠剤を強めやつにしてほしいことを伝えておきました。先生もわかったとは言ってくれていましたが、それでも眠れません。

眠剤を夜の8:00頃に飲み、それからベッドで横になり、完全に眠れるのは毎日23:00を過ぎています。その間電気も消えていますし、本も見えませんし、メモも見れません。できるのは考えごとと、トイレに行くことだけ。

これがしんどいんですね。

 

そんな日々が続いていると、毎日夜になるのがだんだん嫌になってきます。朝を迎える頃には、だいたい朝ごはんの時間になっているので、それは問題ありませんが、夜が怖いですね。

 

今は20:00を過ぎているので、いつもならもうベッドで横になっている時間です。それが今はこうしてブログを書いていられるのが、本当に幸せだなって感じます。入院生活は辛く、メリットもありましたが、デメリットももちろんあります。

 

僕が今回の入院で感じたデメリット

・辞めていたタバコを吸いたくなり、吸ってしまった

・甘い物の飲食欲求が大きい

・腹が無駄に減る

・食事の量が多い

・夜の眠れない時間がしんどい

・体重が増えた

以上です。

 

僕的に一番ショックだったのは、タバコを辞めれてあれだけ喜んでいたのに、入院という大きなストレスを感じてしまったときに、やることが本当に少ない環境におかれたときに、タバコを吸いたくなってしまい、入院生活の毎日で吸っていることが本当にいやでした。

正直、自分の甘さだと認識しています。ただ、タバコを吸うデメリットも認識できました。タバコを吸うと身体が痒くなり、頭が痛くなります。特に頭痛の影響は大きく、1本吸ってから1時間以上経っても頭にモヤがかかったような感覚です。そして鼻水が出て、軽い吐き気がします。

軽いアレルギー症状が出ている状態だと思います。そんなんなるなら吸うなよ!って自分に言っていますが、それでも吸ってしまうのが、タバコの恐ろしさだと思います。嫁も僕がタバコを吸っているのと同じように、禁煙が終了してしまったようで、僕が入院したことがきっかけで、無駄にお金がかかってしまったな、と本当にショックを受けています。

 

今日もまだタバコを辞めずに自宅のベランダで吸っている状況なので、またタバコをやめるまでしばらく時間が掛かるかもしれません。でも、必ずやめようと思っていますし、決めています。

 

今ブログを書いていることも幸せですし、普段の日常生活も本当に幸せなんだなって気が付きました。毎日何気なく過ごしていることでも、それは制限のない世界だから実現できていることで、制限のある世界なら、普段行っているすべてのことが幸せに感じることができます。

 

多分、もうすぐ退院できるとは思いますが、今まで以上にメンタルのことに気を配り、過信せず、傲りもせず、正解と思ったことでも、その正解を常にブラッシュアップかけていくつもりで生活をしていこうと思います。

大切なのは思い込まない、決めつけないことだと思います。これを忘れないように、毎日気を続けたいと思っています。

 

退院後は、訪問看護を利用することになっています。すでに利用予定の訪問看護の方とも面会を通して、こちらの意向を伝えました。

僕が今住んでいる和歌山は地元ではなく、嫁以外に知り合いや友達もいません。だから、友達やお兄ちゃんやお姉ちゃんのように接してくれるような看護を希望します、と伝えたら、対応可能です!と快く言ってくれたので、訪問看護にはとても期待しています。

 

今まで薬の治療をメインに行ってきましたが、カウンセリングは一切やってきませんでした。それが今回の病院はカウンセリングも保険適用内なので、受けてみようと思っています。退院後にはなりますが、カウンセリングにも期待しています。

 

それと、今回新たな病院ということで、心理検査も一から受け直しになりました。またWeiss3テストや心理テスト、絵を書くテストなどを行いましたが、Weiss3テストに関しては今回で3回目?になるので、前回よりも良いスコアが出そうだなあって思っています。

 

心理検査の結果が出るまで、僕の病名はつけられないそうです。それが今月の後半くらいに結果がでるので、それからじゃないと本来であれば退院してほしくないそうですが、今は無理を言って退院しようとしている感じです。

 

具体的にいつ退院するかわかりませんが、一日でも早く退院したい気持ちがあります。それは、日常生活が恋しいですし、夜安心して眠りたいし、仕事やメンタルのことをもっと日常生活の中で勉強していきたいからです。

 

嫁と一緒にいると、それだけで安心しますしね。そんな生活を一日でも早く手に入れられるようにがんばりたいと思います。

今日はそんな感じでさいなら。