発達&双極性障害持ちでも生きていける!

発達障害と双極性障害を持っている男です。こんな俺でも何とか生きているよ!という話を中心に、さまざまなことを題材に情報を発信しています。

第2回認知行動療法 

今日は朝からOT(作業療法)に行って、午後からは認知行動療法をやってきた。

今回の認知行動療法の内容は以下のとおり。

 

1.ベック抑うつ尺度(BDI-Ⅱ)

2.自分の考え方のクセを知る

以上の2つに取り組んだ。

 

ベック抑うつ尺度とは、自分のうつ状態のレベルを知るためのチェックシートだ。

設問が全部で21あり、それぞれに1~3の点数がついており、合計点で自分のうつ状態を知ることができる。

俺の現在の状態は、「うつとの境界域」という結果になった。

確かに最近はあまり良い状態ではないと思っていたので、結構アテになるテストかもしれない。

 

2つ目の「自分の考え方のクセを知る」は、前回もやったが、今回は、また少し違った内容だった。

過去に体験した内容と「うつに特徴的な認知の歪み」と呼ばれる、10の特徴を照らし合わせる作業だった。

以下は、10ある「うつに特徴的な認知の歪み」だ。

1.全か無か思考・・物事を極端に白黒で決めつける

2.心の色眼鏡・・良い面は視野は入らず、悪い面ばかり見てしまう

3.拡大解釈と過小評価・・短所を拡大して捉え、長所を小さく見る

4.結論の飛躍(恣意的推論)・・理由もなく悲観的な結論を出す

5.過度の一般化・・ひとつの良くないことから、何をやってもだめだという思考になる

6.自分自身への関連付け(個人化)・・良くない出来事を自分との関連がないのに、自分のせいにする

7.すべき思考・・「~すべき」と必要以上にプレッシャーをかける

8.レッテル貼り・・ミスや失敗を冷静に理由を考えず、「だめな人間」だとレッテルを貼る

9.感情的な決めつけ・・自分の感情を根拠に物事を決める

10.マイナス思考・・何でもないことを悪くすり替えて、マイナスに考える

 

以上10項目が「うつに特徴的な認知の歪み」だ。

 

俺はこの中での「全か無か思考」と「結論の飛躍(恣意的推論)」と「レッテル貼り」に当てはまっていると感じた。

 

文章にすると、とても面倒くさい名前ばかり並んでいるけど、実際に自分の体験と照らし合わせてみると、意外なほどスッとハマる感覚があった。

やっぱりうつになりやすい人の特徴に、「真面目さ」「責任感の強さ」「不器用さ」があるんだなぁと実感した。

 

俺が現在受けている認知行動療法は、集団で行っているので、他の人の意見を聞くことができる。プライバシーのことから深くは書けないけど、みんな似たような体験をしているのに驚いた。

歩んできた道や成長の過程に違いはあれど、同じ感情を持った人がこんなにたくさんいるのは、かなりの驚きだった。

 

まだ2回目だからあまりしっくりこないけど、回数を重ねていけば、自分の考え方も変わっていくかもしれないと思った。

明日からは外泊だから、浮かれすぎないように気をつけて行こうと思う。でも、病院食以外の物を食べれるのは、かなり楽しみだ。

 

今日はそんな感じでさいなら。